第3回 銀ロウ付け体験教室レポート – 2021年6月12日(土)10:00~12:00

当日の様子

今回は、定員4名(のはずだった)、だったんですが私の管理が杜撰で急遽5名同時の開催となりました。
スタッフには直前で対応をお願いする形になり本当に申し訳なく、、、また非常に感謝致します。。

とまあややネガティブな前置きになってしまったのですが、開催自体は大成功、大盛況でした!
TwitterやFacebook、会社前のポスターなど様々な媒体でこの銀ロウ付け体験教室の事を知ってくださった方々5名が参加してくださいました。本当に皆様、ありがとうございます。今回の内訳は男性5名の女性1名でした。

金属加工をやられている同業の方や、趣味でアクセサリーを手掛けている方、自分で金属品を修理してみたい方、単純にやってみたかった方、など参加理由は様々ですが、皆様とても楽しんでくれていたようで(そう見えました(笑))嬉しかったです。

3回目なので、これまでの回と参加者の方々から頂いたフィードバックを基に、改善を重ね、回を重ねるごとに良くなっていることは手前味噌ですが体感しております。とはいってもまだまだ、100点には程遠いのだとは思いますが、進化していることは間違いございません。それもこれも、毎回参加して下さった方々が本当に親身に、親切に、フィードバックを下さるおかげです。そして毎回しつこく改善を提言する僕についてきてくれているスタッフに心から感謝しております。本当に皆様ありがとうございます。参加して下さった方々も、銀ロウ付け体験教室のスタッフの一人だと思っています。(僕は、いつか参加して下さった方が本当にスタッフとして参加してくれることを心待ちにしていたりします!かなり、マジです。そういった素敵な人間の繋がりをつくることがこの企画の意義の一つです。)

今回驚いたことは、参加者の皆様からの質問が今までで一番多く、参加者様同士でのコミュニケーションも多かったことです。それは開催側としても非常に嬉しいことで、ゆくゆくはこの体験教室に参加された方々のコミュニティーなどが出来れば素敵だな~とぼんやり夢想しております。

さらにさらに、弊社スタッフの某T君が、特に積極的だった参加者様2名と、合計3人でランチに出かけて行ったことに僕は一番驚きました(笑)とっても素晴らしい素敵なことだとおもいます。このような体験教室において、スタッフとその後気軽にランチに行って仲良くなる、なんていういのは聞いた事が無いですし、それは佐藤製作所の体験教室だからこそ出来た本当に素敵なことだとおもいました。佐藤製作所が商店街の中にあって、ランチするところが沢山あるというメリットを十分に活用出来ていると思いました(笑)商店街の中に工場があるメリットをこんなところに見出しました。

ギャラリー

体験者の声

遊佐さん(女性)

作業としては想像していたとおりでしたが、体験としてはめちゃくちゃ面白かったです。一瞬でした。

 

また参加する場合は、前回とは違うもの、少し難易度の高いものなどをロウ付けしてみたいです。

また、せっかくなら使えるものを作りたいなと思っています。

 

興味関心のある人なら誰でも楽しめるのではないかなと思っています。

美術、技術系の方や、DIYが好きな人は特に、興味を持つ人の割合が高いのではないでしょうか。

友達が、酸素溶接体験させてもらえるのってレアなんじゃない!?とはしゃいでいました。

とても楽しい体験をさせていただきましたので、今後も是非もっと広がっていってもらえると嬉しいなと思います。お忙しいところ、どうもありがとうございました。

安田さん(男性)

「トムソンのステムどうにか修理できねーかなぁー。」

 私は、妻の自転車の部品を修理できないかと検索していたときに、佐藤製作所さんの銀ロウ付け体験教室を知りました。

ロウ付けの知識も経験も無かったので、純粋に勉強するような気持ちで参加させていただきました。

 初めは、専門のバーナー(火)を使うので不安でしたが、ベテランのスタッフ(私は専務が直々に)がマンツーマンでサポートしてくれたので、安心して体験できました。バーナーの重さに感動、銀ロウが流れる感じに感動、何より普段は入れない工場での体験に感動でした。

 修理したかった部品は、自転車のアルミ製のものなので安全上の問題から、修理は断念することになりました。でも、専門知識と技術を持った方に、直接相談できてとても良かったです。また何か金属のことで困ったときには、よろしくお願いします。

色川さん(男性)

期待を裏切らない面白さでした。NC工作機械での加工も楽しいですが、自分の手を使った加工もなお楽しいですね。

マンツーマン体制での作業は安心感があって非常にありがたかったです。初めてトーチを使う方も、きっとやりやすかったのではないでしょうか。

加工品を全て持ち帰れるというのは作業者にとってたいへん嬉しいサプライズになりました。

・どのような人が楽しめるか

職業関係なし、年齢関係なし、地域関係なし、

安直な答えではありますが、自分の手でモノを作り上げるのが好きな方だと思います。

• この体験教室よいところ

日常で見ることのない鋭い勢いの炎を使って金属を思うがままにくっつけられるのが楽しいです。

危険物の扱いをプロに任せて、容易に非日常的体験ができるのが素晴らしいと思います。そもそも町工場に立ち入るのが非日常ですよね。

過去の体験教室レポート(三代目日記は下記関連記事に)

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て2014年に祖父が創業した佐藤製作所に入社
若手社員とのコミュニケーションと2人の息子の世話に励む

東京商工会議所 事業承継対策委員
東京都労働産業局女性従業員のキャリアアップコンサルタント
https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/instructor-introduction/shuuya-sato/