ISO9001
ISO9001を2003年から取得しています。適宜、最新版に更新をしております。
一般社団法人 日本溶接協会 銀ろう付適格性証明書
JIS規格の銀ろう付け技術認定書を取得しております。認定証が必須となる作業でも対応可能です。
医療機器製造業
令和3年度から、医療機器製造業に登録しました。
登録番号 13BZ201573
放射線管理手帳
令和4年度に放射線管理手帳を取得しました。原子力発電所関連の出張ロウ付けロウ付けは、主に銅や真鍮などの銅合金を接合する目的で利用される、金属接合技術の一つです。正確には溶接の部類には含まれず「ロウ接」と呼ばれる技術になります。 最も古くからある金属接合技術が「ロウ付け」です。佐藤製作所では、大気中でアセチレンガスを使用したバーナーでの銀ロウ付けを行っています。ロウ付けの方法は他にもあり、高周波加熱装置を使用したり、真空雰囲気炉で行う手法もあります。製品の用途や対象金属の種類によって、方法を選択します。 原理としては、母材そのものを融解させて固定させる溶接とは異なり、ロウ付けは母材を融解させません。代わりに、接合対象の2部品の間に「ロウ材」と言われる接着剤を溶かし込み、空気冷却して強固に固定します。銀ろう、と呼ばれているものは、ロウ材が銀のロウ材を使用しているからです。なので、アルミのロウ材であれば、アルミロウ付け、黄銅のロウ材であれば、黄銅ロウ付け、銅のロウ材であれば銅ロウ付け、と呼び名が変わります。 以下、一般的なロウ付けの解説 ↓ ロウ付けは英語で「Brazing」、はんだ付けは英語で「Soldering」と表記される。 AWS(American Welding Society:アメリカ溶接協会)の定義によれば、 液相線温度が450℃以上で母材の固相線温度よりも低い充填用金属(以下、ロウ材という)を用いて、金属を接合させる一群の溶接方法であり、上記のロウ材は近接した接合面間に毛管作用によって行き渡る。 となっている。 難しいので弊社独自の簡単な解説をすると、ロウ付けは木工用ボンドのようなものであり、接合したい2つ以上の部品を「ロウ材」というボンドで固めて接着するようなイメージである。つまり、部品自体は溶かさず(厳密に言えば境界面で合金が出来ているが)隙間にロウ材を染み込ませ、隙間を完全に埋めて固めるという接合方法である。ロウ付けは次の3つの条件を満たすことが必要である。 • 母材を溶かさないで接合されること
• ロウ材の液相線温度が450℃を超えていること
• ロウ材は、母材表面を濡らし、接合面間へ毛管作用によって浸透すること
この定義において「450℃以上」とあるところを「450℃以下」と変更すれば、はんだ付けの定義として通用することになる。すなわちロウ付けもはんだ付けも基本的には同じもので唯一使用するロウ材の液相線温度が異なるだけである。作業の請負も可能でございます。