「アルミロウ」というロウ材を使用して行う「ロウ付け」のこと。
アルミのロウ付けは、銀ロウで行うことは出来ない。理由のひとつに、融点にある。
銀ロウは700度前後で溶けるが、アルミは500度にもなれば母材が溶けてしまう。
さらに接着剤としての役割を担うロウ材のメイン成分である銀はアルミとの親和性が低い。
「アルミを銀ロウ付けしてください」という依頼を頂くことがあるが、それはアルミをアルミロウでロウ付けすることとなる。
もしくはアルミのハンダ付けで対応する。佐藤製作所では、ロウ付け依頼の案件をハンダ付けにして提案する事が多い。
理由は、コストメリットと品質安定のメリットがあるからである。