自社製品が実際に使用されている所を見ました。

先日、親交の深いお客様先に、私の方から「若手の勉強もかねてぜひ弊社の製品が実際に組み込まれて使用されている所を見学させて頂けないか」とお願いしたところ、快く了承していただくことが出来、普段見ることの出来ない現場を見学させて頂きました。本当にありがとうございます。

この仕事を始めてから、「自社で作っている製品が一体何に使われているか分からない、実際に使用されている場面を見たことがない」という思いを抱きながら業務している人が、社内外を問わず、多くいるなということを感じていました。かくいう私も恥ずかしながらそのうちの一人であったと思います。実際に調べたり質問したりすることで、ある程度は理解しているつもりでしたが、現物を見ると見ないとでは理解に雲泥の差があることを実感しました。

当然社名や内部の写真などは公表できませんが、屋上の鉄塔部にて記念撮影をさせて頂いたのでその写真を載せたいと思います。
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補足になってしまいますが、弊社の携わっている製品の多くは無線通信に関わる部品なので、滅多に人目につく場所には置かれないモノです。なので、現場の人が製品の使われている現場を見たことがない、ということもザラにあるのは仕方ないかなとも思います。しかし、1度でもその現場を見る機会があれば、色々な面でプラスになることが多いのではないか、ということも感じました。

プラスの要素としては、①製品のどこが重要なのか理解できる。②用途が分かるので、加工側からより良い提案が出来る可能性が上がる。③使用されている現場を見てモチベーションが上がる。④相手の顔が見えるのでその後のコミュニケーションを取りやすくなる。の4つだと思いました。細かく言えばまだ沢山あると思います。

今後は、今まで外に出る機会が全くなかった弊社のメンバーにも、外に出る機会を出来るだけ増やして、ゆくゆくは全員がお客様とコミュニケーションを取れるような会社にしていきたいと思います。

補足図 弊社の部品の利用先一例
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この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て2014年に祖父が創業した佐藤製作所に入社
若手社員とのコミュニケーションと2人の息子の世話に励む

東京商工会議所 事業承継対策委員
東京都労働産業局女性従業員のキャリアアップコンサルタント
https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/instructor-introduction/shuuya-sato/