佐藤製作所 第61期スタートにあたって

2017年8月1日~佐藤製作所は、有難いことに第61期のスタートを迎えております。これもひとえに皆様のお力添えがあったからこそ、61年もの間、事業を継続出来たと思っております。

リーマンショックの時にも多くの工場が廃業したと聞きましたし、私が入社してからも同業者様方の廃業や引退のお話を本当に良く耳にします。そういった背景の中で、今日までバトンをつないでこられた先人の方々や、多くのお客様方にはとても感謝しております。

さて、佐藤製作所は第58期より実践してきました3年間の抜本的な会社改革を経て、第61期より次のフェーズに入ろうとしております。そこで、第61期の佐藤製作所の方針を発信させて頂きたいと思います。

余談ですが「石の上にも3年」とはよく言ったもので、私が行ってきた改革も3年を経て、結果が如実に表れました。良く相談に乗って頂いた先輩の社長様方にも、「3年・5年・7年が大きな区切りになる」という事を聞いていましたが、まさにその通りになったなと実体験を基に感じました。途中、幾度となく心が折れそうになりましたが、何とか会社を良い状態にしたいという想いと、周りの方々のサポート(特に社外の方々)のおかげで、一つの結果を残せたことは、今後の自信になりました。

話が少し逸れましたが、第61期は佐藤製作所、飛躍の期にしたいと思っております。ここまでの3年では、どちらかというとマイナス要因を一つずつ解決していくということがメインでした。まだ全てを解決出来たとは思っておりませんが、致命的になるような要因は、ほぼ全て改善されたはずです。

細かな部分での改善は継続しますが、これからはプラスの要素を付加していくような行動を多く起こしたいと思っております。
具体的に言えば、下記のような事です。(今までも着手しておりますが、より力を入れていくということです)

  • 難しい仕事へのチャレンジ(技術レベルの向上)
  • 強み技術・ノウハウの伝承
  • 社内品質基準の底上げ
  • 積極的な社内外でのコミュニケーション

上記内容を今期方針のメインとし、これからも佐藤製作所は地に足を付け、高い技術力・ノウハウを維持することを前提とした事業活動をしていきますので、皆様よろしくお願い致します。

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て2014年に祖父が創業した佐藤製作所に入社
若手社員とのコミュニケーションと2人の息子の世話に励む

東京商工会議所 事業承継対策委員
東京都労働産業局女性従業員のキャリアアップコンサルタント
https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/instructor-introduction/shuuya-sato/