週に1度の「全体会議」

佐藤製作所では、僕が無理矢理はじめた「全体会」という会議を毎週1回月曜日の午前中に行っています。
これは、名前の通り「全員」で参加する会議です。

何の会議か、一言でいえば
「社内で起きたあらゆる問題を全員で共有し、原因究明と再発防止を考える」会議です。

この会議で最も重要になるのは「あらゆる問題の内容」です。
提議する問題が、的外れであれば会議の時間は不毛になります。
その提議する問題を選定するのは僕の役割ということです。(今後はこの重要任務を任せられる人材を育てていく)

毎週そんなに問題起きないだろ、という意見が出るかもしれませんが、毎週必ずあります。しかもかなりの量。
というか、会社経営をしていれば毎日絶対に何かしらある、というのが僕の考えで、無いのであればそれは管理者として周りが見えていないのでないか?と自分を戒めたこともありました。

毎週、このレジュメを作るのは僕の重要な仕事の一つで、A4、1枚に必ずまとめるという自分ルールで書いています。
(自分で見たこと聞いたことのみを書く、1枚を超える量がある時は重要度優先度で判断してそぎ落とす)







僕は、全員集まって、ウェブでなく、顔を合わせて話し合う、ということに大きな価値を感じています。
ウェブでは感じ取ることが出来ない、1人1人の細かい反応や表情から分かるもの、気づく事が沢山あると思っています。
そして、発言を促し、独演ではなく「話し合い」が出来るようにする事を重要視しています。

「無理矢理はじめた」と書きましたが、その背景を説明すると非常に長くなるので簡単に言います。
「全員で」問題を共有し、「話し合う」ことで、社員の意識を変化させたい、と思ったからです。
もう少し具体的に言えば全員が「当事者意識」を持つ仲間になってもらいから。

全体会議をはじめて5年程経ちますが、これについては上記の目的を少しは達成出来ているのではないか、と感じています。
会議については、個人的にかなり持論があり(正しいかどうかは別)、1記事書けそうな位なので別記事で書いておきたいなと思います。





さて、なぜ全体会議について書いたかと言えば、今日会議で嬉しい出来事があったからです。

目的をお伝えしたので多少想像がつくかもしれませんが、ベテラン含む全員参加している中、若手の女性社員が、



①「自分が直接関わる案件ではない」
②「自分が普段行っている業務ではない」 内容の問題について
③「自ら手を挙げ」
④「自らの考えて再発防止策を提案した」 からです。

また、その提案内容が素晴らしいものでした。当事者も賛同し、皆で同意、再発防止策として決定。

ベテランの男性が多い現場サイドで起きた問題なので、多少言い辛い雰囲気や、言葉選びに慎重にならないと難しい場面ではありましたが自ら手を挙げて物怖じせずハキハキと、論理的に、全員が納得するような意見を簡潔に述べてくれました。

僕は、基本的に会議では発言や口出しをしないので(正しいかどうかは別の僕の持論です)傾聴しているだけで話は終わりました。僕は、会議でリーダー役を行う際「問題提起」と「意見求め係」と「脱線した時のヘルプ」しかしませんから(持論ですよ、正しいかどうかは別です)





今日そんなことがありまして、嬉しいな頼もしいな、と素直に感じたと同時に、
「なぜ、そのような行動が出来るようになったのか」ということを知りたくなりました。

これについては、これから解明していくことになりそうです。
必要以上に人に期待しないようにしている僕ですが(悪い意味ではないです)、今日に関しては、後に続く若手がどんどん出てくればと期待せざるを得ません。

そしてやはり「工場やモノづくりの仕事に年齢や性別は関係ない」ということを再度強調したいと思いました。
これについては色々なご意見があると思うのですが、僕は実体験を元にそう感じています。もちろん現場の仕事も同様です。

インターンシップや体験教室の応募も女性が非常に増えており、社員でも現場で仕事をする女性が増えています。
余り女性女性と書くと、女性を差別しているように感じてしまうかもしれませんのでこれ以上書きませんが、誤解しないで欲しいと思います。 偏見を持たれている方が多いから、それは違うかもしれませんよ、ということを伝えたいのです。








昔の記事からずっと同じことを書いていますが、男性も女性も関係なく活躍出来ます。若くても自分次第で大活躍出来ます。
今日社長も言っていましたが、若いからって舐めているとベテランもすぐに追い抜かれるぞ、と。僕は昔から本気で心からそう思っています。 むしろすぐに抜かれてしまう危機感を持たないとまずいかもしれない。本当に。当然僕も。

もちろん、適正や好き嫌いはありますが、業界イメージや世間でのイメージで除外するのはもったいないとまで思います。
理由を一つ挙げれば「ライバルが少ない」からです。活躍がし易い。他にも沢山ありますが、このように考え方一つで、ポジティブな思考に転換することが可能です、柔軟に頭を使いましょう。

ベテランや僕には無い、若い人の感覚・想像力・知識で、今までのビジネスを飛躍させることも大いに可能です。
そんな考えの人達と、僕は一緒に働いて、お互いが楽しく幸せな人生を送れるようにしていきたいと、心の底から思っています。

当然、楽しいだけの仕事なんてものはこの世にあり得ないので、仕事は厳しいものだということを理解し、さらに周りの人々に対する感謝の気持を常に持った上で、の話ですが。そんな厳しい仕事を続けるうえで重要なのは、居心地の良い環境や、仲間や、関わる人々になってくると、僕は思っています。

ちなみに僕は、佐藤製作所をリモートで仕事する会社にしようとは思っていません。今の時代の流れに逆流するかもしれませんが、
逆にそれが素敵なことだと思っていますし、守っていきたいと思っていますし、同じ感覚の人がいれば一緒に働きたいということです。が、フルリモートは無いにしろ、働き方の柔軟性は持ちたいと思っていますので、リモートで出来る仕事が生まれればそれは対応していきたいとも思っています。柔軟に。







子供2人との家族の時間も大事だし、会社で仲間と仕事している時間も大事だし、プライベートで友達と遊ぶ時間も大事
どれも大切にしたい、そうする為にはどうしたらいいか、ということを毎日ずっと考えています。

もちろん、自分だけが、という考えはないです。自分だけが、という考えになれば、会社で仲間といる時間が窮屈になるでしょうし、
仲間もいなくなるでしょう。みんなでそれを実現する為にどうしたらいいか、一緒に考えていきましょう。(誰に言っているんだ)

よく経営者は24時間365日仕事のこと考えろ、休む暇なく働け、と言われますが、僕は甘い人間なので家族といる時は子供にフルパワー使いたいそう思ってしまっています。スマホでメールチェックしろライン見ろ、と言われますが、ごめんなさいその時は見てないです、画面でなく子供を見ていたい。(少し気持ち悪い)

それは経営者失格だろうか、今、それを検証中です。もうすこし実験させてください、結果は報告したいと思います。仕事を疎かにして他の時間にまわしたい、ということでは無いです。しっかり仕事もしたうえで、他の時間も大切にする方法を考えているのです。
自分の心に素直でいないと、良い判断やアイデアが出てこない。自分がそういうタイプだからです。







・・・最後の方は乱文になりました。が、気にせず。


見直すと偉そうなことを長々と自己満足で書いていますが、実態は、問題が山積みの全体会議の資料を毎週書き続けています。
順調とはかけ離れています、そこは勘違いされると困るポイント。でも、仲間には恵まれています、そこだけは言わせてください。

皆が会議に参加して意見をくれるだけで、本当に有難い気持ちで一杯です、本心は。
五月蠅い事沢山言っていて申し訳ないです。でも、これは絶対に辞めないのでついてきてください。よろしく頼みます。(これは社員に)

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て、祖父が創業した佐藤製作所に入社
温泉、銭湯、町ブラ、健康グッズ、フットサル、麻雀が好き
2人の息子の世話にはげむ