いいできごとと、あたらしいなやみが、かならずセット

約3か月(というかぴったり3か月だった)日記の更新をしていなかったことに気づきました。

この日記は、誰かに何かを伝えたいとかそんな大層なものではないし(そもそも僕なんかが誰かに何かを伝えられるとは思っていないしそんな自信もないが)ただ単純に自分のやってきている事やその時に考えていたことを、ちょこっとだけ記録しておこうというものであります。

なんでそんなことをしているのか?を改めて考えてみると、んー、佐藤製作所がどんな会社なのかということを少しでも知ってもらいたいから、なのでしょうか。

これが明確な目的です!ってのは正直無いので。将来愚息たちが何かの拍子に見たら、親父気持ち悪いな~って思われたりするのでしょうか。
その時まで日記が続いているのでしょうか。その時どんな会社になっているのでしょうか。いまいる会社の仲間はどうなっているのだろうか。

これを書いていていま何となく思ったのは、日記を読めば佐藤製作所の歴史がちょこっと分かるのかもしれない、それは確かにあるかもしれない。うん。

とまあそんな感じで、誰かに何かを教えたいとか、伝えたいとか、そんなことできる人間じゃないので、そしてそんな事を言える知識や経験もないので。だから日記に書いているのは、ただの僕のその時に嘘偽りなく考えていることと、嘘なしのリアルな体験や経験や出来事を、記録しています。





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そしてこっそり言いますが、オフィシャルに出せないようなドス黒い三代目裏日記も当然あります。大量です。僕を勘違いされないように言っておこうかと思い(出来た人間ではないということ)。

入社して数年が特に本当にキツカッタので主にその時期のが、、その時は記録として文章に残すことで、吐き出して思考を整理してストレスを緩和していました、よく覚えています。

(友人からそっちを見せろと言われたのでnotoで有料記事で出そうかしら。)でも、今は裏日記を全く書いていないので、その時と比べると良い会社になっているのかもしれませんね。まだまだx100ですが。

そしてそして、これは確実に言えることですが、現在日常的に起きる様々な問題について冷静に対応出来るようになっているのは、間違いなく裏日記時期の体験があるからです。

なので、今も全く順調で最高な会社ではないのですが、不測の事態や問題発生についての対応力がついたので、なんとか裏日記を書かずにいられている、という自己分析を今しました。

結論としては、超ハードでストレスフルで超アウェイな時期を経験しておくと、後が楽な可能性がある。ということでしょうか。
しかし、心や体を壊してはいけませんので、おすすめしません。基本的には逃げるべきです。僕は逃げられなかっただけです。三代目なので。(四代目は逃がそうかしら)

そんな経験しなくとも、優秀で素敵な人は沢山いるでしょうから。おそらく僕はそれを経験しなければ、使い物にならなかったでしょう。(今でも使えてない説もありますね、足引っ張ってる説は有力な説です。助けてください。ほんとに。)
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・・・脱線したので話を戻して。恐らく日記を書き始めた頃と今とでは僕の考えは多少変わっているでしょう。それが良くなっているのか、悪くなっているのか、分かりませんが。そして何がどう変わっているかは自分でも分かりません。

だから日記にかいてあることはその時思っている事なので、変わる可能性があるし、あまり鵜呑みにしないようにした方がいいかもしれませんね(笑)

一つだけ確かなことは、書いてきた体験や出来事は全て事実で、それらを全て経験してきた結果の考え方に、今なっているということですね。
なので経験値は当然右肩上がりに積み重なりますから、考え方もそれに伴い成熟しているのではないか?と勝手に納得しています。

「いやお前昔の方がよかったよ」と言われたら、上記は前言撤回させてください。
その可能性も全然ありますから。

文章に全くまとまりがないのですが、この3か月間での、おきた出来事とか、僕の考えとか、今の悩みとかを、ざっと記録しておこうとおもいました。誰も興味ないと思いますが自分の思考整理を含めて。あぁこんなことあったなあと後で自分が楽しむために。



【おきたできごと】

・第二子がうまれた(2歳と0歳の2児の父となった)←今からでもお祝いとかお待ちしています
・佐藤製作所が、個人の方向けに銀ロウ付け体験教室をはじめた
・新入社員が2名はいって、ついに若手とベテランの比率が半々になった
・インターンシップに来た美大生がそのまま長期でバイトをしてくれて大活躍中
・顧客と一緒に製品開発をはじめた
・社員同士での懇親会が増えた
・会社史上初テレビの撮影があった
・久しぶりにメッキ屋さんや塗装屋さんに訪問したらとっても歓迎してくれた
・ロウ付けを全員がやるようになった
・すっごい素敵で、大好きな会社が高齢でたくさん廃業している
・仲良かった人や僕のことを応援してくれていた人が気付いたら退職されていることが多い



【考えていること、悩み】

・誰かに嫌な気持ちを持たれながらも、やらなければならない仕事があるのってどうなんだろう
・今まで会社を守ってきてくれた人たちのやり方と異なるやり方をしなければならないんだけどしたくないのが辛い
・僕より長く働いている方々に、新しい事をはじめるにあたって協力してもらいたいがうまく説明できない
・みんな頑張って働いているのに、同じ会社の仲間なのに、ケンカしたり不満を言い合うのは何でなんだろう
・全員が楽しく喜んで毎日過ごせるような仕事を心から探しているけどそれって多分ないんだろうな
・子育てと仕事を両立している人本当に尊敬する(どっちもちゃんとしてる人限定)
・良い事だけが増えていくことはあり得ない、必ず表裏一体で楽しいことがあれば新しい悩みや課題がセットでついてくる
・少なくとも社内だけでいいので全員から嫌われないで経営していくことは出来るのだろうか
・やはり経営者は社員と一線を置かないといけないのだろうか
・子供が2人になって想像の100倍たいへんだった(悪い意味ではない)
・経営者は24時間365日仕事だと言われるが、僕は子供との時間を大切にしたいので24時間365日はしない
・中小企業には優秀な人は来ないとみんな言うが僕は全くそう思わない
・こちらが良かれと思ってやることが相手にとってはそうではない事は多々ある
・経営者と社員は仲良くなるなと言われるが、僕は仲良くなりたい
・人間的に好きじゃない(合わない)人の場合は、無理して一緒に居ない方がお互いの為に良い
・仕事も家族も友人も大事だから、より一層仕事に対しての時間濃度を濃くしていかないといけない
・友人と遊ぶのは人生でとっても大切なことだが、35歳にもなるとみんな仕事が忙しかったり家庭があったりで全然会えない
・ラインとかフェイスブックとかでのみコンタクトを取っている友人の多さに驚愕した、悲しくなった
・リアルで会える友人の大切さを強く再確認した
・やはり社員といる時間が長いので、社員との時間を良い時間にすることが人生の質を上げることに繋がる
・子育てと家庭についての悩みはみんないっしょ(親父たちの)
・会社において、外部の評価と内部の評価は一致しない。しかしさせたい。どうすれば。。
・新しいことをやらなくても、決められたことをやっていれば良い会社だったら、いいなあと思うこともある
・人って、突然いなくなって、もう会えないかもしれないことが、多々あるんだな。会う機会を大切にしないとな
・本当は社内で指示を出したり注意したり好きでもない事をやってもらったり、したくない
・みんなで協力して前向きに新しいことにとりくんでいきたい
・応援してくれるひとがいないと辛いときふんばれない
・辛いときに心のよりどころを持っておくのはとても大事だし、そういう場所は大切にしないとだめ
・やっぱり好きな人と仕事をするべき
・とおくの見えない人100人よりもちかくの会える1人を大切にしていきたい
・いる場所によって異なる自分をだすことはよいことだとおもう(カメレオンでよい)
・今日はいい日だったなと思える日は人間関係において素敵な事があった日であることがおおい
・つらいことはその人ほんにんにしかわからないからつらいときはがんばらないで休んだり逃げてよいとこころからおもう
・なにかをがんばってやっているひとに、やっていないひとが口だけをだすとやっているひとのやる気はさがる
・社長や経営者だからといってすべてを犠牲にしてしごとに人生をそそぐことは僕はしないとおもう(でも最高の会社にする為にフルパワーつかいますよ当然)
・ぼくの喜びは良い人間関係をつくるたびに生まれる
・否定や不平不満からはなにもうまれないからぼくはどんな意見や考えや行動においてもぜったいそれをしない
・一瞬の輝きより、目立たないけど安定して継続していることをしているひとのほうが、ぼくはすき(一瞬の輝きすらできない漢の嫉妬です)
・人生はいいできごとと、あたらしい悩みが、かならずセット



などでしょうか。
なんか見返すと情けないなと思うことばかり。まあ事実なので虚偽なしですわ。数年後どうなっていることやら。

もっとあると思うんですがさいきん疲れ気味なので頭が。。。(あとで追記するかも)

次の記事で、これらの項目についてピックアップして補足していこうと思います。
何度もいいますが、自分の頭の整理と歴史の記録の為にやっている自己満足です。
誰かに何かを伝えたい!学んでもらいたい!という気持ちは本当に1ミリもないので誤解しないように願います。

僕はこんな感じですが、社員はみんな本当に真面目で優秀なので
引き続き佐藤製作所をよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て2014年に祖父が創業した佐藤製作所に入社
若手社員とのコミュニケーションと2人の息子の世話に励む

東京商工会議所 事業承継対策委員
東京都労働産業局女性従業員のキャリアアップコンサルタント
https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/instructor-introduction/shuuya-sato/