仕事をしていて嬉しいと感じること

今日は仕事をしていて、嬉しいなと強く感じた出来事が2つありました。実務とは少し離れてしまいますが、日々仕事をする上で感じる喜びについて、書きたいと思います。

①去年入社した若手から、プレゼントを頂いた。

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頂いた背景としては、情けない話、ここ数日客先トラブルが頻発しており、営業の私は全トラブル対応によって1日を終える日々が続いておりました。終業手前くらいの時間に一言だけ弱音をこぼしたのですが、その後、数時間してデスクに戻るとこれが置いてありました。コメントもついてました。

これは、写真で全て説明がつくと思いますが、素直にただ嬉しかったです。気持ちも驚くほど切り替わりました。冗談抜きで今まで食べたプリンの中で1番美味しかったです。昨年、佐藤製作所初の新卒採用を行い、手さぐりで共に1年間頑張ってきた社員がしてくれたことが、さらに感慨深かったです。

このような気遣いが出来る素晴らしい人間が社内にいるということも誇りに思いますし、同時に、同じような気持ちで仕事が出来る人を集め、育て、定着するような会社をつくっていかないといけない、つくりたい、という気持ちに改めてなりました。

②トイレットペーパーの三つ折りが定着した。

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私が個人的に5S活動(整理・整頓・清潔・清掃・躾)の中でこっそり進めていた1つ、使用後トイレットペーパーを必ず三つ折りにしておく、ということが定着しました。(まだおそらく100%ではありませんが)

去年くらいまでは、常にトイレに入るとトイレットペーパーがだらっと垂れている状態でした。個人的には気持ちが良くなかったので、自発的に、自分が気づいた時は必ず毎回三つ折りにしていました。来社されたお客様も、細かいことですが、三つ折りになっていた方が当然気分はいいと思います。

最初は毎回入るたびにだらっと垂れた状態に戻っていたのですが、根気よくそれを継続していると、徐々にですが(3回に1回程度)三つ折りになっている時がありました。小さなことですが、嬉しい気持ちになりました。

大体あの人だろう、と見当はつくのですが、特に何も言わずずっと継続して続けていました。すると、ここからは面白いように、三つ折りになっている確率がどんどん上がっていったのです。(しない人も何となく見当はつきます(笑))

そして、今日は100%三つ折り状態でした。たまたまかもしれませんが、諦めずに継続した成果が出たことに喜びを感じました。また、何も言わずとも同じような気持ちで気遣いをしてくれている人がいたことも、とても嬉しく思います。

今回の経験から、諦めずに継続していくと少しずつ会社が変わり、それが自分の喜びになるということが分かりました。本当に小さな、くだらないことでも、継続することは大切だなと思いますし、それに共感してくれる人が同じ会社にいるということは会社を経営していく上での強み・自信にもなると思います。

受注が増えた、利益が出た、給料が上がった、といった要因も仕事をする上でのモチベーションアップになりますが、それらより、もっとストレートに心に響く喜びを感じる事柄が、仕事の中にも沢山あるんだなということを感じました。

そして、気持ちにストレートに響く喜びの方が、間違いなく仕事をする上でのモチベーションになると強く感じました。

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
学芸大学で生まれ育ち、鷹番小学校から中学受験で慶応普通部に
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て2014年に祖父が創業した佐藤製作所に入社
若手社員とのコミュニケーションと2人の息子の世話に励む

東京商工会議所 事業承継対策委員
東京都労働産業局女性従業員のキャリアアップコンサルタント
https://www.josei-jinzai.metro.tokyo.lg.jp/program-introduction/instructor-introduction/shuuya-sato/