僕がやられたら嫌な事=やらないこと

最近PCとにらめっこばかりしている事に気付き、それによって仕事に対して達成感や清々しさを感じることが減ってきているな、と感じます。
結局、数字や情報は実態が無く、それと格闘していることに虚しさすら覚える時もあったりします。
(※数字や情報で凄い実績をあげているということではないですよ!誤解しないように)

つまり自分は、直接人と関わってコミュニケーションをとって仲を深めて、一緒に何かをする、というプロセスから達成感や満足感を得ているのだなと
改めて再確認することが、最近できたという訳です。(文章が変ですが気にせずに)

もちろんメールや電話、チャットツール、ビデオ会議で取るようなコミュニケーションではなく、対面での会話です。

しかし冷静に考えてみると、以前は(2,3年程前は)毎日毎日、日中はずっと運転して夕方帰社し、その後机の上に溜まっていた事務作業を一人で深夜までやる(時に会食も)
ということを繰り返していて、正直心折れそうに(というか何度も折れた)なって、もうこの仕事のやり方だと自分がもたない、と思って、外出することを辞めたのがきっかけでした。

そして、業務改善を行い、何を「辞める」のかを厳選し、今に至っています。相当「辞め」て「捨て」ました。今もその考えは継続していて、すぐ「捨て」ます。そして結構文句言われます笑
ただ取捨選択をするのは結構難しくて、本当に必要なモノを「辞め」たり「捨て」たりすると、致命傷を負うのでそこの選別はじっくりと考えました。

・・・と、まあ上記のような過程を踏んだうえで、また今「外」に出たいなという気持ちが芽生えているのは、結局ないものねだりのような気もします。

経済と一緒で、自分の気持ちも波を打ち続け、きっとこれを繰り替えすのだろうな、と落とし込んだ、というのが長くなった前置きの結論です。なので流れに任せて動くようにします。
自分の事はよくわかるのですが、僕はかなり飽き性で、広く浅くタイプで、あまり同じやり方とかをずっと続けられるタイプではないのですね。(次期社長として大丈夫なのか)

 

ここから本題 「僕がやられたら嫌な事=やらないこと」 とはどういうことか

これは、僕が今まで体験してきて本当に辛いと思ったことを、自分が経営する会社では、しない、という決まりです(全員ね!)。

いつも通り、まず結論から

 

①みんなの前で叱らない

②任せた仕事に対して、後から文句言ったり口出しをしない

③失敗したことに対して、追い打ちをかけない

④自分の常識や経験の範囲内で物事を決めつけない

⑤脊椎反射的に否定・反対しない

 

会社の中で、僕は未だ立場が微妙なポジションなんですね。年齢も丁度中間。経営もほぼ任されていて後継ぎであるが、まだ社長ではない。会社はベテランの方々の力で回っている部分も多々ある。

そんな状況で、若手指導は僕がやっているのですが、たまに若手に対して、あるベテランの方から少しキツイ言い方だったり、あれ?それ言わないで欲しいなと僕が思っていることをズバッと言ったりしている場面が割とみられるので
「大丈夫かなぁ」と心配になる事があるんです。もちろん僕が見える範囲で言われているのであれば、その後こっそりフォローしますが、全て把握できているかが分からないので。

ベテランの方々は、心配してくれていたり、教育しようとしてくれていたりする気持ちがあることは重々承知なのですが、受け取る方が辛かったり、苦しかったりすることがあるので、ここは改善していかないといけないと思っています。
前置きの中に書きましたが、これは会社にとって「重要」なことだと思っています。特に、若手の採用や育成に力を入れる会社になるということを公言しているこれからの佐藤製作所において。

最近での実例で言えば、②、③でしょうか。たわいもないことなのですが、若手が自分で選んで購入した備品があまりよくなかったんですね。
それをみた上の人(匿名)が「ほらみろ!そうなると思ったんだよ」「ちゃんと買う前に調べなきゃだめだろ」「返品して交換してもらえ」と言ったんですね。

「絶対にそうなると思った」「だから言っただろ」といった言葉を、後から結果だけ見て言うことは、僕は良くないと思うんです。
本人には、本人なりの考えがあるだろうし、失敗したのであれば本人が一番自覚して反省しているはずだと僕は思っています。そこまで知った上での発言ならまだしも、そうではないので。

こういう、他愛もない、些細なことが、積み重なると、苦しくなっていくんですね。
あと、次からビビって動けなくなる。チャレンジしなくなる。自分の考えに自信を持てなくなる。つまり、断固禁止発言、なんですよ。(あくまで僕の私見なので、あしからず)

僕としては、「おっ、やらかしたな笑 次から気をつければいいんじゃん?(ニッコリ)」これだけでいいんです。
購入を任せたのなら、任せた責任は任せた人が全部負うべきで、良くないモノだったら、任せた人が悪い、と、僕はここまで極端に考えています。(正解か未だわかりません!)

前の記事にも書きましたが、技術があれば良い、優秀であれば良い、という基準で仲間を選ぶことは、僕は「絶対に」ない、と言い切っています。
それは、自分が気持ちよく働ける場所を作る為に、絶対的に重要な要素だから、です。だから、こういったことが大切になってくる。

会社という組織で仕事をする事を選んだ場合、組織で過ごす時間を幸せに(最低限、辛かったり苦しくない)する、ということはお金を沢山稼ぐということと同じくらい価値の高いことだと思います。
(だから安い給料でいいよねー!ということでは断固ないですよ。誤認NG。若手メンバーへ>給料も稼げる会社にしてください!)

これは、個人的な、完全に私見になりますが、「ほどほどが続く」というのが実は一番居心地の良い環境かなとも思っています。
というのも、一時的に心も給与もフィーバーしたりすると、その後それを維持するのが大変なのと、ちょっと嫌な事があったりするとそれを物凄く辛く感じたり、落差が激しいからということです。

僕が好きな、長く続いている会社は、そんな雰囲気の会社がほとんどなんです。ビッグウェーブが無い、かわりに頑丈で強い。だからそういう会社を真似しているだけなんですが。
その逆は、弊社よりも圧倒的に高い給料が出て、テレワークや残業をこなしつつ、仲間内での懇親会などが沢山あるような会社でしょうか?(すいません、滅茶苦茶偏見入っています)

色々な友人やお客様などとお話させて頂くのですが、結構入れ替わりが激しい印象を受けるんです。
僕は、今のご時世に逆行するのですが、入れ替わり(離職や転職)のない会社にしたいと思っているんです。

これについては、しっかりと考えていることが明確にあるので別の記事でかこうと思います。

前置きに書いた、経済や僕のメンタルの波に例えて言えば、波の上下幅が大きすぎると、疲れるんですね(僕は、ですよ。これは好きか嫌いかなので本当にその人によります)
僕は、地盤を固めて、じわりじわりと、愚直に、目立たず、激しい成長は無いが、確実に前進していく(前進の為の後退は大歓迎)、組織にしたいと今は思っていますね。

良いも悪いもなくて、そういう会社に対して、共感を持ってくれた人がいたら嬉しいなぁ、というだけなんですね。(経営者として甘い!甘すぎる可能性大)
そういう会社を経営していく為には、「収益性」の確保が超重要だ、と考えていることも念のため付け足しておきます。

頑丈で強く僕の好きだった会社が、収益性が無い為に、廃業するという苦渋の決断をせざるを得なくなった、場面を近くで見てきているので。

この記事を書いた人

佐藤 修哉

1986年生まれ
慶応義塾大学理工学部電子工学部を卒業後、大学院に進学
卒業後IT企業を経て、祖父が創業した佐藤製作所に入社